ふがいないOL

社会人4年目、岐路。もがきながら文化的生活を営んでいます。

【書籍】綿矢りさ作「勝手にふるえてろ」を読んで

「勝手にふるえてろ」綿矢りさ作を読んだ。

 

勝手にふるえてろ (文春文庫)

勝手にふるえてろ (文春文庫)

 

 

心の声がダダ漏れで、でもわたしも大概そんなだよって思った。

 

ずーっと憧れてるイチか、わたしのことを好きなニか。

 

 

女の人ってこういうことに悩むことおおいんじゃないかな?

 

少女漫画的思考というか、なんなら二人の人の間で揺れ動く気持ち、ワタシ、オトメ。みたいな。

 

 

少女漫画の鉄則は、好きな人がいる。でもひょんな事から、他の人に好かれる。(大概、そういう男は優しいし、好きな人より自分を尊重してくれる甘い存在。

 

そこで気持ちが揺れるけど、結局は好きな人のことが好き!ってなる。

 

読み終わると、当て馬はやっぱり当て馬だったか...と思う。(切ない。

 

この法則がわかっているにもかかわらず、少女漫画をよんでしまうし、キュンキュンしてしまう...滅び知らず。

 

 

読み終わると、私が応援してた当て馬さんが...と悲しい気持ちになるから、どうにかして当て馬キャラと主人公がくっついてほしいと思ってたら、こちらの漫画がありました。

 

隣のあたし(1) (別冊フレンドコミックス)

隣のあたし(1) (別冊フレンドコミックス)

 

 

いやね、面白いんですよ。

キュンキュンもするんですよ。

 

でもね、結局のところ、逆にこいつと結ばれるだろって人が主人公と付き合えないと悲しい。

 

要は、どっちにしろ、悲しい笑

 

恋というものは切ないんだな。笑

 

 

「勝手にふるえてろ」はそこはやはり小説で、少女漫画より現実的な判断を下す気がする。

 

そこまでの流れは破天荒だったけど。

 

でも、まぁ、そうよねって納得するというか。

 

疾走しつつ、ちゃんと最後はまとまる。

 

映画もあるから、観てみたいなと思いつつ、まだみれていない。

でも松岡茉優の配役は抜群だなと思います。

 

勝手にふるえてろ

勝手にふるえてろ